参加者の声・成功事例

左官技能士 挟土秀平さん

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平成25年文化庁文化交流士として選ばれた左官技能士挟土秀平さんは、文化庁より助成金をもらい、アートレイツ・サポートにてニューヨーク、チェルシーで土を使ったアート作品での個展を開催しました。

NHKエンタープライズとも共同で挟土秀平さんの個展開催をサポートし、NHKにてNY個展の様子とこの会場にでワークショップを開催した様子が放映されました。また、この個展開催時期に合わせて、アメリカの大学でも講演をされました。

挟土秀平さんは数々の雑誌、メディアにもとりあげられ、2016年12月12日放映の、名古屋のテレビ局CBCテレビのニュース番組にて、この挟土秀平さんが取り上げられた際も、アートレイツサポートで開催したNY個展の写真が使われます。挟土秀平さん公式サイト

アーティスト 佐々木久枝さん

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2015年にニューヨークRogue spaceで開催した個展展示風景

3回のニューヨーク個展開催、グループ展にも数多くご参加



佐々木さんは、2017年2017年のエキスポでもライブペインティングを開催され、大変好評であったとともに、作品も売れました。 佐々木さんは、カンバスに生花を生けるという、墨象と花を融合させた個性的な形態の作品を作られています。佐々木さんが海外での展示に興味を持ったきっかけや現地での反応など、海外のアートシーンでのリアルな体験談をお話いただきました。
    • Q.まず最初に、海外での展示に興味を持ったきっかけを教えてください
    • -以前英会話教室に通っていたのですが、そこで知り合った外国人の講師達がすごく明るく自由で、彼らと話すうちに「自分も何か殻を破ってみたい!」「海外で作品を展示してみたい」と思いはじめました。自分の作品が海外でどう反応してもらえるか知りたかったので。とはいえ日本ではグループ展の経験しかなく、海外にコネクションもなかったので、インターネットで色々とリサーチしていたところ偶然アートレイツのサイトを見つけて応募してみたんです。
    • Q. 実際にニューヨークで展示をしてみて、どんな反応でしたか?
    • -日本とは全然違う反応で驚きました!アメリカ人は表情が変わりますし、すごく正直に身振り手振りを使った大きなリアクションをしてくれるので、英語がそこまでわからなくても、言いたいことが何となく理解できるんです(笑)。あとは、とにかくゆっくり作品を鑑賞したり、友達同士で感想を話し合ったり、作品の前に長い時間滞在してくださるのがいつも印象的ですね。
    • Q. 海外での展示を通して、「アートレイツでよかった」と思えたことはありますか?
    • -ひとつは、安心感があることです。制作をしていると、展示の前は制作に集中したいですし、海外のギャラリーとどのようにやりとりしていいのかわからないので、そのようなこと全般をお任せできるのは本当に助かります。作家側は、アートレイツの日本人スタッフとの連絡だけで済みますから。あとは実際の展示会場に行けなかった時も、搬入代行をしてもらったり、終わった後には反応を教えてもらえたのは嬉しかったです。
    • -もちろん自分が立ちあえることが一番良いのですが、作家が会場にいない時の、来場者のリアルな感想を聞くのも楽しみなんですよ。海外での活動って、言語への不安もあると思うんですけど、英語は「勉強してから実践」ではなく「とにかく間違ってもいいから実践が大事」です。ですからサポートがある状態で、安心して外国語を話してみるというのは貴重な機会だと思いますし、そうすることで展示の楽しさや経験値が大きく広がります。
    • -また、アートレイツにサポートをしていただいて数年経ちましたが、振り返ってみると、アートレイツのおかげで作家としての世界が大きく広がりました。これは本当に感謝していますし、お願いして本当に良かったと思っています.
    • Q. 最後に、佐々木さんの今後の目標は?
    • -これはずっと一貫しているんですが、単に作品が売れる・売れないを気にするよりも、自分の作品をどんどん展開していきたいと思っています。日本人は作品の質にこだわる傾向が強いですが、海外で展示する場合は作品の生命力やエネルギーを重視されている感じがするので、今後は失敗を恐れずにもっとダイナミックな展開をして、海外でもっと作品を発表し続けていきたいです。

アーティスト KENDYさん

僕は、日本での作家キャリアが1年なのですが、絵を始める前から目標にしていたことが3つありました。それは、受賞、プロとして販売、メディア出演の3つでした。幸運にも、百貨店展示、国立新美術館での推薦受賞展示、ラジオ出演等を1年以内に達成出来たので、海外へキャリアを移そうと考え、今回アートレーツ主催の海外展示会に初めて出展を決めました。

オープニングパーティーの様子は、日本の展示会と比較すると、やはりアメリカ!というだけあってとてもフランクです。150人以上が今回の展示会のオープニングに足を運んでくださったそうで、色々な方に自分の芸術性を話すことが出来ました。多くの方から好印象な感想をいただき自信にも繋がりました。中には、アメリカらしく、“天才”、“クレイジー”といった言葉も沢山いただきました(笑) 遅かれ早かれ、売れると確信を持てたことはこれからもアメリカでキャリアを積む身としては何より大きかったです。残念ながら、今回の展示会で売りきることは出来ませんでしたが、同時期にサンフランシコのダリEXPOで行われたアートバトルで無事作品が売れたので、とても良かったです。

展示会で来場者人数が多い日は、オープニングパーティーと、LAでは月に1回街がアート一色に染まるアートウォークです。今回のギャラリーは、過去に全ギャラリーの内の、人気No.1を取った実績のあるギャラリーでしたので、かなり賑わっていました。一方、平日はそれほど来なく、日本の百貨店などと比べるとそこが違う点です。日本の場合、来場者は平日土日関係なく、コンスタントに来場されますが、アメリカは本当に極端です。他のギャラリーでも同じです。ただ、僕はどこでどのようなチャンスを得られるか分からないので、この落ち着いた期間に、他のギャラリーを回り、次の展示会の決定を掴みました。

今回のギャラリー”The Hive Art Gallery and Studios”のオーナーから「アメリカ人のアーティストでも、自分の芸術性について話せない人が圧倒的に多い」と、展示会後に聞いたのは意外でした。村上隆さんの”芸術起業論”や、アートプロデューサーをしている與倉豪さんからも欧米と日本の芸術市場の違いとして、作品の良し悪しと同じくらい、自分のステートメントを話せるかどうかということが重要視されると学んでいたので、”話せる”ということは、相当な武器になると思いました。これから海外でのキャリアを積みたいと考えている方は、このことを意識していく必要はあると思います。

今回は約1ヶ月間、展示会前から現地へ赴き、長期滞在することでチャンスが広がり、絵を販売することも出来ました。絵ももっと売れるという自信も得られましたし、何より次のアメリカでの展示会も決まりました。現在は、BOND UNIVERSITYさんでの講演会、イタリアのギャラリーから展示会オファーを頂いている状況です。この機会を作っていただいたアートレーツには、本当に感謝しています。これから海外でキャリアを考えている方は、いきなり「海外へ行く!」というよりは、このようなグループ展で、先ず色々な方に観てもらう機会があった方が良いと思うので、本当にオススメだと思います。

書道家 鍛治山孝さん

鍛治山さんはニューヨークのJadeite Galleriesで個展を2回開催し、2016年からは毎年、ニューヨーク ART EXPOのブースにて個展を開催しています。ART EXPOでは毎回、出展作品の半分が売約済みとなりました。2018年2017年も、メインの壁にある大作も売れました。 *2018年アートエキスポでの展示風景 *ライブ・ペインティングをした際の人だかり


kajiyamaexpo *2016年アートエキスポでの展示風景

    • Q.まず最初に、海外での展示に興味を持ったきっかけを教えてください
    • -自分の書を異文化の方に観てもらい厳しい、評価をして頂きたかったからです。
    • Q.実際に海外(アメリカ)で展示をしてみて、どんな反応でしたか?
    • -作品への賛否が常に明確であると感じました。
    • Q.海外での展示を通して、「アートレイツでよかった」と思えたことはありますか?
    • -的確なアドバイスや親身になって協力をして頂いたことです。大変安心できました。
    • Q.今後の目標を教えてください
    • -NY・LAを拠点として、東京を含む世界各国で自分の書を評価してもらいたいです。そして、美術関係はもちろんの事、音楽のマエストロなど世界のアーティストに影響されて続けていたいですね。
    • Q.これから海外で挑戦されようというアーティストに一言をお願いします
    • -「常に熱意を持ち、自分を諦めない事」
    • アーティスト Sayuka Bloodstoneさん

      *ロスでのブース内個展では展示作品の半数が売れました。
      20代のころにカリフォルニア州でグループ展をしたことをきっかけに、アメリカのアートに惹かれ、自分の作品を海外でもっと発表したいと思うようになりました。

      初めて参加したアートレイツのNY展示をきっかけに、サンティエゴのギャラリーで作品を取り扱っていだたけることになり、驚きとともに大変嬉しく本当に参加してよかったと思いました。また、NYのギャラリーなのに遠く離れた西海岸のギャラリーオーナーがアートやアーティストの発掘に来るという、アート市場の活発さを感じました。

      その後、NY展の定期的な参加の他、アートレイツのロスでのグループ展にも参加させていただきました。こちらでも、大変光栄なことに2013年のギャラリー企画展でTall Wall Artistとしてミニソロショーをさせていただけることになりました。これらのことは、日常一人で黙々と制作している中、とても励みになりました。

      日本在住のアーティストが個人で海外で作品展示をしようと思うと、情報や人脈、語学や金銭面での壁が大きく、なかなか難しいと思います。アートレイツには、日本のアーティストを海外で活躍させたいという熱意と、海外展示やプロモーションの経験があるので、とても助けられました。

      素晴らしい機会を得ることができ、きめ細かいサポートをしてくださったアートレイツ様およびその関係者様には大変感謝しております。今後も定期的に参加してゆきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。

      アーティスト 谷内友美さん

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      Artratesの展示参加をきっかけにアメリカのギャラリーでの作品の取り扱いが決まるというすごく嬉しい機会に恵まれました。

      たぶんこれからいい事なんてないんじゃないだろうかと思いましたが、作品が売れた事をギャラリーから伝えられた時、本当に驚き同時に無名な私の作品でもお金を出して買ってくれた人がいたんだとありがたい気持ちでいっぱいになりました。

      私は海外で作品を発表するのに必要なアーティスト・ステートメントなど知らなかった事が色々あったのですが、しっかりとしたArtratesのサポートのおかげで不安なく展示に参加できましたし、2011のNY展でアメリカに訪れた時には同じ展示に参加した方々や美術館、ギャラリー、アートフェアから沢山の刺激をもらいました。

      これからArtratesを通じて作品を発表していく人はどんどん増えていくと思いますが負けないよう頑張ろうと思いますし、参加したおかげで作品を海外で発表する機会を頂けた事に感謝します。  

      作家 Mさん

      *Mさんは、ニューヨーク・ローグスペースにて個展を開催しました。日本で有名な作家さんのため、匿名にて掲載しております。

      • Q.まず最初に、海外での展示に興味を持ったきっかけを教えてください


      ニューヨークは世界のアートの中心で多くのアーティストがその地での個展開催を目指しています。
      観光でニューヨークのギャラリーを何件も訪れた時、作品のレベルやスケール、お客さんの数、街の雰囲気に圧倒されました。 私もそんなニューヨークの大舞台で挑戦したくなりました。


      • Q. 実際にニューヨークで展示をしてみて、お客さんたちはどんな反応でしたか?

      日本のお客さんと違いNYのお客さんは積極的に話しかけてきてくれました。一般のお客さんでもストレートに作品の評価をしてくれるのが印象的でした。
      作品を見て、笑顔になってくれる方が多く、とても嬉しかったです。


      • Q. 実際にニューヨークで展示をしてみて、どんな成果を得られましたか?


      開催前は、自己満足のためにやるからお客さんは少なくても構わない、やることに意味がある、と思っていました。
      しかし、始まると本当にたくさんのニューヨーカーが来てくれました。ぼーっとお客さんを待つ時間はほとんどなく、 あっという間に会期一週間がすぎました。本当に毎日が楽しかったです。

      自己満足だけではなく、やはり自分の作品を多くの海外の方に見てもらい、評価してもらえるのは嬉しい、ということを改めて感じました。

      • Q. 海外での展示を通して、「アートレイツでよかった」と思えたことはありますか?


      まず、現地ギャラリーとのやりとりなどすべてお任せできたので、作品製作のみに集中できました。
      結果満足のいく作品が用意できました。作家としてはこれが一番ありがたかったことです。
      そして、現地でのプレスリリースの配信や宣伝をやっていただいた結果ですが、これだけの集客は自力では不可能だったと思います。

      また設営では展示会のプロの視点から、そしてニューヨークに合わせた展示法など色々とアドヴァイスをいただきました。
      日本と海外は本当に何もかもが違いましたが、安心してギャラリーでお客さんを迎えられました。

      • Q. 今後の目標は?

      今回のニューヨーク個展の成功したことで自信がつき、創作意欲がさらに高まりました。
      今回だけではなく、ニューヨークで定期的に個展を開催したいです。

      アーティスト 笹岡華絵さん

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      アートレイツは、2010年春、ニューヨーク在住時に知人のプロデューサーの紹介でニューヨーク展に参加したのがそもそもの出会いです。当初より、いまだ「未開の地」である西海岸に興味があったのですが、その後同年秋に帰国することになり、日本から現地への個人的な働きかけが難しくなってしまいました。

      そんな折、再びアートレイツからのお誘いでロスでのグループ展に参加する機会を得、展示が終わって間もなく、ロサンゼルスハイブギャラリーのsmall wall(画廊の企画展示スペース)での個展が決まったとの知らせを受けました。

      慣れたNYとは異なる新しい場所での初めての展示に、今からわくわくしています。ここまで話を進めて下さったスタッフの皆様のご尽力に、心より感謝しております。

      日本画家 岩野雅代さん

      2012年のNY展(Art Fusion:Japanese Contemporary Pioneer 2012)に参加させていただきました。 ずっと海外で展示してみたいなという思いを持っていたのですが、どんな方法があるのか、どのように海外のギャラリーに売り込めば良いのかわか検討もつかず、半ば諦めかけていた頃にArtratesさんの存在を知り、応募いたしました。

      参加させていただける事になり、初めての海外で展示できるチャンスに、制作にも気合いが入りました。ですが同時に、私は全く英語ができませんので、そのことでかなりの不安を感じていましたが、プロモーション、NYのギャラリーでの展示方法、アーティストステイトメントの書き方など、Artratesさんのサポートのおかげで、問題なく準備することができました。

      また、作品が売れるという信じられないような嬉しい事も起こりました。展示していた作品だけでなく、ポートフォリオに載せていた作品も欲しいと言って頂き、日本から作品をお送りさせていただきました。

      NYで展示する前は、日本で悶々と制作していたのですが、このことをきっかけに、考え方が少し変わり、視野が広くなったように思います。続けることで見えてくるものがもっとあると思いますので、今後もArtratesさんの展示に定期的に参加させていただきたいと思ってます。そのためにも、選考ではじかれないよう頑張っていきたいと思います。

      アーティスト Tokyo Jesusさん

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      Artratesの企画に参加させて頂き、まずニューヨークやロサンゼルスと展示をさせて頂きました。それがきっかけでLAのHIVEギャラリーのオーナーより企画展のオファーを受け、その後も以前より憧れていた数多くの世界的アーティストが参加する展示でフューチャーアーティストに選ばれたりもして、沢山のチャンスを得る事ができました。

      またArtratesのおかげで国内外のメディアで紹介して頂く機会を与えてくれたり、個人ではなかなか難しい海外展示を全面的にバックアップして頂いております。

      海外展示は国内展示とはあらゆる事が異なり作品制作以外のハードルや負担が通常でしたらかなり大きいと思われますがArtratesのフォローのおかげでそういう心配をする必要もなく安心して制作に集中できています。

      幼少期をアメリカで過ごしたこともあり、制作を始めた頃から海外をメインに活動する事を想い描いていたのでその第一歩を踏み出す事が出来、本当に感謝しております。

      今後とも積極的にArtratesの企画に参加していきたいと思っております。

      Tokyo Jesusさんは2011-2013年に頻繁にアートレイツのグループ展やロス個展で展示され、今では、ロスでも有名な売れっ子アーティストとなられました。2015年には、毎月ロスのどこかのギャラリーで展示しているとおっしゃっていました。

      アーティスト 高野えいみさん

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      アートレイツ最初にアートレイツに海外で作品を展示する為の色々なアドバイスやサポートをして頂きニューヨーク、ロサンゼルスの企画展に参加させて頂きました。 それをきっかけにHiveGallery(LA)で一番大きい企画展「Master Blasters of Scupture 5」のオファーを頂き参加したり、現地のキュレーターの方から今後企画展に参加しないかと声をかけて頂く等、様々なチャンスを広げることが出来ました。

      個展を開催させていただいたり、そこから女性作家を紹介する海外のサイトに掲載するお話やLAで日本の商品を扱うお店の推薦のお話なども頂きました。これをきっかけに今後も海外で活動する場やチャンスがどんどん増えていきそうです。

      海外で展示するのはあらゆる事が日本とは違い、金銭面、語学面、知識面等などいろんなことが大変ですがアートレイツの様々なフォローのおかげでなんとか海外で活動を続けていられます。 スタッフの皆様に本当に感謝すると共にこれからも頑張って行きたいと思っております。